サホロカントリークラブは、十勝の大自然に囲まれた落ち着きのあるコースです。

1975年開場の歴史あるゴルフ場は、立派に成長した木々が醸し出す趣のある雰囲気が魅力的。

REDティーは5323ヤードで、赤ティーとしては標準的な長さ。

ただし、この日は雨上がりのため芝が湿っており、ランが出ずに距離感に少し苦戦しました。

この日は、カート乗り入れ禁止でしたが、それほど苦になりません。
8月下旬、この日の天気は曇、気温21℃、ぎりぎり半袖でゴルフできるお天気、札幌近郊は30℃の中、避暑ゴルフができました。
コースの概要とプレイの様子
この日のラウンドはINコースからスタート。10番ホールは打ち下ろしの左ドッグレッグで、左に外すと林の中に入ってしまうため慎重なショットが必要でした。

12番は広々としたPAR4。伸び伸びとティーショットが打てるホールで、爽快感を味わえました。

特に14番の打ち下ろしPAR4ではドライバーの飛距離がしっかり出て、気持ちよくプレイできました。

前半のINコースは2時間で終了。
そのままスループレーでOUTコースに進みました。OUTコースは林に囲まれたホールが多い一方、フェアウェイは広くフラットなため、ストレスなく楽しめる設計です。

プレイ中には何度も鹿の群れに遭遇。

特に2番ホールのティーイングエリア横や、7番ホールのグリーン近くで見かけるなど、まるで自然の中でゴルフをしているような感覚を楽しめました。

山間部特有の気温の低さもあり、後半はガスがかかるシーンも。

札幌は30℃近い気温で暑い日が続いていましたが、サホロの山の中は気温が低め、低いといっても半袖でOKな程度で快適にゴルフできました。
設備とプレイ環境について
クラブハウスやカートにはややレトロな印象があります。

カートにGPSナビはついておらず、紙のコース図とピン位置の案内が頼りです。

また、18番ホールのブラインドエリアでは木の板を叩いて後続組に合図を送る、アナログな仕組みがユニークでした。

この地点を通過するとき木の板を叩きます。

各ホールのヤード表示にはかわいい動物の絵が描かれており、プレイヤーをほっこりさせてくれます。

総評
サホロカントリークラブは初心者から上級者まで楽しめるコース設計。
プレイ中に現れる鹿の群れや、山間部の澄んだ空気、雄大な景色が特に印象的でした。
スコア的にはスタートでのトリプルボギーや3パットが響き、70台は達成できなかったものの、自然と一体感を感じるラウンドは充実した時間でした。
雨上がりの芝でランが出づらいコンディションの中でも、しっかり楽しめたのはこのコースの魅力が大きいと感じます。